先輩の声

身近に密接に子どもたちと

関わりながら健康を守る

お仕事の内容を教えてください。

園児と職員の健康管理や園内の衛生管理が日常の主な仕事となります。登園時の朝の視診、連絡帳からの体調確認、保育活動中の園児の様子の見守りを行っています。登園後に怪我や体調不良が起きた場合は、応急処置やお迎えまでの看病、保護者の方への対応を行います。健康診断や歯科検診の嘱託医補助や「ほけんだより」の作成、保育士へ嘔吐処理や心肺蘇生などの園内研修やシミュレーション指導を行うこともあります。

実際に働いてみて良かったところを教えてください。

病院が治療の場であるのに比べ、保育園は生活の場であることから、より身近に密接に子どもたちと関わりながら健康を守ることができるところに魅力を感じています。私にも保育園に通う小さい子供がいるのですが、子供の体調不良による急なお休み、保育園からのお迎え連絡による急な早退も、職場の皆さんが快く受け入れてくれるので、育児と仕事を無理なく両立できています。
最初の頃は職場内でのひとりの職種から心配もありましたが、職員皆が優しく柔軟にそれぞれの考え方を尊重しているので、様々な職種の視点から積極的に意見交換ができて楽しく働けています。

仕事をするうえで心がけていることを教えてください。

病気や怪我の予防に努めているのはもちろんですが、それでも集団生活においては発熱などの体調不良を起こします。いざという時に早期に体調の変化に気付くため、まずは「お預かりしているお子さんの普段の様子を知る」ということを大切にしています。
子どもにとってパパママがいない状況での急な体調不良は精神的にも不安定になりやすいものです。保護者も迎えに行くまで心配だと思います。なので普段から保護者との信頼関係を築けるようにしたり、保育の補助のなかで子どもたちとも信頼関係を築くことで、応急手当や看病をするときに少しでも安心してもらえるよう心がけています。

未来の仲間へのメッセージをお願いします。

看護師の活躍の場は病院だけではありません。私自身も前職は大学病院のNICUに勤務していました。なので保育園は未経験で入職したのですが、保健衛生の仕事はもちろん、保育に関しても丁寧に教えていただいています。園外研修もあるので保育園や小児の経験がなくても学びながら安心して働けると思います。ぜひ一緒に子どもたちの健康を守る仲間になってください!

とある日のスケジュール

出勤、朝の受け入れ

受け入れ時には検温を行い、顔色や発疹、怪我などの異常がないか全身をよく見て、保護者の方から直接お子さんの様子を聞いたり、連絡帳で前日の様子を確認します

おやつ

牛乳を飲むのを介助・見守りをし、便が緩いなどその子の体調に合わせて牛乳からお水に変更することもあります

保育補助

戸外散歩の引率や室内での制作活動など、実際に保育活動に入って子どもたちの様子を見守ります

食事介助

主に離乳食期の0歳児の食事介助を行います

休憩

午睡時の見守り

寝かしつけや入眠までの見守り、午睡中はひとりずつ呼吸の確認をし、SIDS予防にうつぶせを直したり、咳で起きてしまう子どもには身体を少し起こしたりするなどの対応を行います
午睡を見守る合間に、玩具の消毒や保健日誌の記入なども行います

起床

子どもたちの検温や午睡の後片付け、おやつの準備を行います

おやつ介助

手洗いやおやつの介助・見守りを行います

保育補助

子どもたちの遊びの様子を見守り、おむつ替えも行います

事務仕事

ほけんだよりや園内シミュレーションの資料作成などを行います

退勤